欧州からの入国者は全数検査すると言っていたのに…1444人殺到し二日で方針撤回

専門家ら「非効率的」警告も政府が一日1200人と予想し準備…人員不足で隔離できず

あわてて「無症状者は後で検査」

 韓国政府は22日、ヨーロッパからの入国者全員に対して入国時に新型コロナウイルス検査を開始したが、その二日後に無症状で入国した韓国人に対しては一度帰宅後、三日以内に検査をするというやり方に変えた。検査人員が不足して検査が遅れたり、待機施設が不足して空港を抜け出した入国者が後に陽性と分かったりするなどの問題が浮上しているため、慌てて検査方針を変更したものだ。

 これは、中央防疫対策本部が24日、「午後2時よりヨーロッパからの入国者のうち、症状がない韓国人は自宅近くの保健所で三日以内に検査を受けるようにする」と発表したものだ。22日午前0時に全数検査を開始した時は、新型コロナウイルス感染が疑われる症状があれば空港内検疫所で、症状がない入国者は入国審査を終えた後、研修院などの隔離施設に移動した上で検査を受けることになっていた。

 ヨーロッパからの入国者に対する全数検査が始まると、空港内外でさまざまな問題が起きた。ヨーロッパからの一日入国者数を1200-1300人と予想して待機施設を設けたが、22日のヨーロッパからの入国者数は1444人だった。空港では、感染が疑われる有症状者が1つのスペースに長時間入り交じって待機したケースもあった。空港で検査を受けたフランス帰りの留学生2人は隔離施設に滞在せず、検疫当局の同意の下、親の車に乗って江原道原州市内の自宅に戻った後、陽性と判定されるという事態も発生した。

ぺ・ジュンヨン記者
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