4年周期で生きてきたのに…

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 東京五輪が1年程度延期された。これまで7月24日という開幕日に身体時計を合わせてきた選手たちはぼう然としている。米紙USAトゥデイは「大学の学位などの努力も後回しにして4年間という時間と精力をささげてきた選手たちにとって、延期という現実は耐えがたいだろう」と書いた。レスリング米国代表のジョーダン・バロスは「私たちは4年周期で生きていく」と、五輪に対する挫折感を遠回しに表現した。

■1年後れの最後の挑戦

 2012ロンドン五輪男子アーチェリー個人戦優勝者のオ・ジンヒョク(38)は「五輪を最後に引退することを考えていたが、その時期が少し遅くなっただけ。2017年に医師から引退勧告を受けても、東京五輪を見据えて3年耐えてきた。もう1年耐えられないことはない。今年7月に合わせて体をほぼ作り上げていたので、再び準備するのは言うほど簡単ではないが、時計を1年前に戻すつもりだ」と語った。

 自ら「選手としては不惑」と言う女子バレーボール界のスター、キム・ヨンギョン(32)は今年の五輪予選で腹筋を傷めながら鎮痛剤を打って出場し、所属チームのトルコ・エジザージュバシュから年俸もカットされた。それでも自身にとって3度目となる五輪にすべてをかけた。トルコに滞在しているキム・ヨンギョンは所属事務所を通じて「予想はしていたが、実際に延期のニュースを聞いて当惑した」とコメントした。だがその一方で、「再びつらい過程を経なければならないだろうが、耐えて準備したい」と語った。

 2008年北京・2012年ロンドン・2016年リオデジャネイロという3つの五輪大会で50メートルピストルの金メダリストになった射撃界のスター、チン・ジョンオ(40)も「選手たちためにはいい選択。来年も技量を維持できるという保証はないが、再び挑戦するだろう」と覚悟を明らかにした。チン・ジョンオはこれまでの五輪で6つのメダルを手にし、アーチェリーのキム・スニョンと共に韓国人最多の五輪のメダルを獲得した。

 世界最強の男子フェンシング・サーブル韓国代表で最もベテランのキム・ジョンファン(36)と、五輪金メダルだけには縁がないテコンドー界の世界的スター、イ・デフン(28)、レスリングの看板選手キム・ヒョヌ(31)も1年延期に当惑していた。

チェ・スヒョン記者
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