高まる韓国内致命率、2-3%まで上昇か

確定例減少も毎日5-9人死亡、現在1.4%…二十日間余りで1ポイント増加

 韓国内の新型コロナウイルス感染症完治率は40%以上増えているが、致命率もますます高まっており、懸念されている。

 韓国内の致命率(累積感染者数に対する累積死亡者数)は今月1日に0.4%台だったが、18日に1%を超え、その後も致命率は少しずつ上昇している。25日現在、感染者9137人に対して131人が死亡しており、致命率は1.4%になった。感染拡大初期だった先月初め、疾病管理本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は「韓国内の感染者は中国・湖北省以外の致命率0.16%よりも低いだろう」と言っていたが、この見通しは完全に間違っていたことになる。

 韓国内の致命率が高まっているのは、感染者数は一日100人前後で以前に比べて減少しているものの、死亡者数は毎日5-9人程度と安定しているためだ。現在隔離治療中の感染者は5281人だが、現在の致命率(1.4%)で計算しても、さらに73人の死亡者が出ることになる。これを考慮すると、致命率は2.2%程度まで上がる可能性がある。

 専門家らは「韓国の致命率は幸いなことに低い方だが、若い感染者が多いために生じる錯覚も含まれている」と話す。韓国の20代の感染者は2473人で、死亡者は1人もいない。

 嘉泉大学吉病院感染内科のオム・ジュンシク教授は「韓国の70-80代の致命率は他国に比べて低い方ではない。今後は致命率が3%前後まで上昇することもあり得る」と見通した。韓国の70代の致命率は6%台、80代の致命率は13%台で、他国の高齢者致命率と大差ないということだ。世界保健機関(WHO)と中国が共同調査した報告書を見ると、中国の70代の致命率は8%、80代の致命率は15%で、韓国とそれほど大きな差はなかった。車医科学大学の全柄律(チョン・ビョンユル)教授(前疾病管理本部長)は「ワクチンや治療薬がない現在の状況では、個人、特に高齢者の感染予防努力が重要だ」と語った。

キム・ミンチョル先任記者
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