新型コロナで? 閑古鳥が鳴く日本の繁華街にネズミの群れ出没

通りのあちこちにネズミの群れ

エサ求めゴミ袋に穴

 新型コロナウイルス感染拡大で人々が外出を控えている中、閑散とした日本の繁華街にネズミの群れが現れた。NHKは飲食店が休業したり、夜間営業を中止したりしている北九州市小倉駅近くの繁華街にネズミの群れが出没したと報道した。NHKが公開した映像を見ると、ネズミたちは人けのない通りを行き来しながらエサを求めてゴミ袋に穴を開けている。

 日本全国のねずみ駆除業者などで作る協議会の谷川力委員長は映像を見て、「ネズミが増えているわけではなく、人通りが減って警戒心が低くなっているようだ」「普段はビルとビルの間の狭い空間や植え込みの中にいる」「飲食店の休業で餌が少なくなったことから人前に現れた」と説明した。

 谷川委員長はまた、「世界中でこのような事例が増えている。繁華街に定着していたねずみが住宅地に広がる恐れがあるのか調べていきたい」と語った。

キム・ユンジュ記者
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