ピン札のように束ねられた事前投票用紙、規格外の用紙も…(上)

「選挙不正説」を追及する朴柱ヒョン・元青瓦台特別監察担当官インタビュー

-南楊州の物流倉庫の焼却場では破られた封印紙、(投票用紙に押す)選択印、投票箱の蓋のピン、投票用紙記載台の幕などが発見された。

 「証拠保全執行のために行った場所だ。周囲は田んぼで人影は疎らだが、市民が近所の焼却場からそうした物を見つけた」

-投票用紙を保管する過程でそうした備品のがらくたを一度に捨てると聞いた。選管はどこに疑惑があるのかというが。

 「ビニール包装も開封されていない選択印もあった。選択印には万年筆のようにインクが入っており、朱肉は必要ない。ところが朱肉が発見された。事前投票が終わった4月11日夕、ある職員が投票箱の保管場所に立ち入り、封印をはがしたり貼ったりしている場面が映っていた。当初事前投票箱に張られていた封印と開票日に張られていた封印が異なるケースが複数の場所で報告された」

-誤って貼った封印をちゃんと貼ろうとしたのではないか。

 「開票時には事前投票箱の蓋の周囲の封印を開封するが、仁川市延寿乙選挙区に証拠保全に出向いたところ、蓋の中央の穴に貼られた封印が破られていた。投票箱を開けられるようにピンも抜かれていた。問題を指摘すると、次の大田市儒城乙選挙区の証拠保全執行からは全ての投票箱の封印を全て引き剥がした」

-既に開票された投票箱なので注意が払われなかったのではないか。

 「毀損された封印や投票箱があまりに多くあった。開票動画では他の投票用紙とは明らかに異なる事前投票用紙の塊が一度に出てくる場面が見られる。元は華城丙選挙区だったが、3月初めの選挙区画定で華城甲選挙区に編入された峰潭邑(華城第1、2投票所)でも本当におかしなことが起きた。選管データから峰潭邑の管内事前投票の集計がまるごと抜け落ちていた」

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