「崔康旭氏出演させたKBSのチョ・グク報道批判は不適切」

 チョ・グク元法務部長官の息子のインターン証明書を偽造した疑いで裁判を受けている開かれた民主党の崔康旭(チェ・ガンウク)代表を番組に出演させ、「チョ・グク報道」を批判させたKBSテレビの番組「ジャーナリズムトークショーJ」について、KBS視聴者委員会と公正放送委員会が「不適切だ」と指摘した。崔代表は5月10日、チョ元長官の妻、チョン・ギョンシム氏の資産管理人に対するKBSの報道を批評した。

 このほど公表されたKBS視聴者委員会の議事録によると、民主言論市民連合のチョン・ミンヨン政策委員は「どう見ても崔氏は番組が当日扱った複数の問題に対する当事者だ。あえて出演させる理由は何だったのかとても疑わしい」と述べた。また、先月開かれたKBS労使協議体の公正放送委員会で労組側は「チョ元長官に関連する容疑で起訴された崔氏がKBSに出演して発言することは、制作ガイドラインに正面から違反したものだ」と指摘した。局側は「制作陣の感受性が視聴者の感受性に劣るケースがある」と説明した。

ソン・ホヨン記者
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