小池都知事再選で新設阻まれた東京韓国学校…児童・生徒は「ギュウギュウ詰め教室」で勉強

小さな校舎2棟で児童・生徒1400人が学校生活…狭くて地下にも教室作る

 朴槿恵(パク・クネ)大統領=当時=は2014年、こうした考えを聞き、ソウルを訪れた舛添要一東京都知事=同=に協力を要請した。その後、東京都は現在の学校と面積がほぼ同じ旧・都立市ヶ谷商業高校跡地を有償賃貸することを決定した。第2韓国学校の計画が壁にぶつかったのは、右翼性向の小池知事が就任してからだ。2016年に東京都知事選挙に出馬した小池氏は当時、住民が反対しているとして「第2韓国学校設立白紙化」を公約に掲げた。都知事に当選した小池氏は就任後初の記者会見で、韓国学校に都有地を有償賃貸するとしていた決定を取り消すと発表した。極右団体「日本会議」に所属(原文ママ)している小池氏がその意向を強く受けたという見方が有力だ。

 小池知事側の「妨害」はこれだけではない。同校が校庭に校舎を建てようとしたところ、有事の際の「避難場所」だとして建てられないようにしたという。既存の校舎の増築も規制に違反するとして実現していない。

 呉公太理事長は「ソウルの日本人学校は韓国政府やソウル市の配慮で同市麻浦区上岩洞の最新の校舎に移転したが、東京韓国学校は阻まれている状態だ。韓日関係の未来のためにも、子どもたちの教育には互いに気持ちを一つにすべきなのに、両国関係の悪化により難しくなったようで遺憾だ」と語った。

東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員

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  • ▲縦50メートル×横60メートルの東京韓国学校の校庭。この小さな校庭で小中高生1400人が入れ代わり立ち代わり体育をする。写真=李河遠(イ・ハウォン)東京特派員

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