崔康旭議員がFBに投稿した「秋美愛声明」、長官補佐陣から流出

 崔代表は問題の文章を投稿して30分後に削除し、新たな声明文を掲載。「公職者の道理などの文言が含まれた声明は事実と異なると確認されたため削除した」と説明した。その上で、「法務部はそうした声明を発表しておらず、混乱を招いて申し訳ない」と釈明した。

 法務部も同日午後11時53分ごろ、「声明を準備する過程で内容の一部が国会議員のフェイスブックに掲載されたが、これは法務部の最終的な立場ではなく、文章が掲載された経緯は不明だ」と説明した。

 それを巡って、検察周辺からは「検察・メディアの癒着よりも深刻な法務部と政界の癒着であり、影の実力者が登場した第2の国政介入だ」とする批判が相次ぎ、法務部は「実務担当者のミスで発生した問題」だと改めて説明した。実務担当者が草案と修正案の双方を公表しろという指示だと誤解したという趣旨だ。

 しかし、釈明内容には納得できないとする批判が相次いでいる。陳重権(チン・ジュングォン)元東洋大教授はフェイスブックを通じ、「長官が2つの文言を渡し、『周辺に伝えろ』と指示したという。話にならない。長官の指示を本当に法務部が知らなかったとすればおかしなことで、法務部も知らない間に草案を公式ルートではない私的なネットワークで流すように言ったとすれば明らかに違法だ」と指摘した。その上で、「配布するならば確定した案だけを配布すべきであり、検討中に捨てられた『仮案』まで一緒に流す理由はない」と主張した。

クォン・オウン記者
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