李仁栄の息子が留学したスイスの学校、母親が入学連携機関の理事

 未来統合党によると、A氏が「脊髄関節病」で2014年と16年の2回にわたり5級戦時勤労役(事実上の兵役免除)判定を受けた点もすっきりしないという。A氏は16年7月に自らが運営するビアホールの宣伝のため、カートレーシングを行う映像をユーチューブにアップしている。ビール瓶が入ったケースを持ち上げる様子も映っていた。この年の5月にはフェイスブックに、友人が運転するオートバイの後部座席にヘルメットなしに乗る映像も掲載されていた。医療関係者の間からは「脊髄疾患で兵役免除を受けるのは非常に難しい」として、これらの映像を疑問視する声が相次いでいる。

 韓国統一部は「A氏の脊髄疾患は日常生活は可能で、適当な運動が勧められる病気だ」と弁明している。A氏は兵務庁に再検診の申請を行い、その日のうちに5級判定を受けたことも確認された。この日は李氏が当選した第20代国会議員選挙の1カ月前に当たる2016年3月17日だった。キム議員は「再検診を申請した場合、判定が出るのは通常だと2-3カ月後だ。A氏のケースは理解し難い」と指摘した。

キム・ジョンファン記者
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