戦闘服を着て英雄は旅立った

ペク・ソンヨプ将軍が大田顕忠院に埋葬される…米ペンス副大統領は弔電、国務省も哀悼の意

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 6・25戦争の英雄、ペク・ソンヨプ予備役大将の告別式と埋葬式が15日に執り行われた。今月10日夜に死去し、5日間の陸軍葬が行われたペク将軍の最後の姿を韓国軍トップは見守ったが、青瓦台(韓国大統領府)と与党関係者は少数しか出席しなかった。米国はホワイトハウスに続き国務省も声明を出し、ペク将軍の最後を哀悼した。ペク将軍は6・25戦争当時の戦闘服と同じ模様の米軍戦闘服を寿衣(死に装束)として着用し永眠した。

 米国務省は14日(現地時間)、「韓国最初の四つ星将軍としての、6・25戦争における祖国に対する彼の奉仕は、韓米両国が今日まで保持してきた自由と民主主義という価値を守る戦いのシンボルだった」とするモーガン・オータガス報道官名義の声明を出した。またマイク・ペンス副大統領はペク将軍のため遺族に弔電を送る考えを示したという。遺族が明らかにした。6・25参戦勇士でもあるクレイトン・エイブラムス元米陸軍参謀総長の息子ロバート・エイブラムス韓米連合司令官は追悼の辞で「戦友よ、安らかに旅立ってください」と最後のあいさつを行った。

 韓国政府からはペク将軍の告別式と埋葬式に鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部(省に相当、以下同じ)長官と朴三得(パク・サムドゥク)国家報勲処長が出席し、哀悼のメッセージを発表したが、青瓦台と外交部は特にメッセージは出さなかった。青瓦台からは軍人出身の金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長だけが出席した。与党の共に民主党も論評は出さなかった。

梁昇植(ヤン・スンシク)記者 , 鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)
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