【コラム】自社の「検察・メディア癒着」誤報に沈黙したKBS

 主な視聴者層である「政府・与党支持者」の顔色うかがいがまた繰り返されているのではないでしょうか。実際に収録が行われた22日のユーチューブでのライブ放送では誤報に対するKBSの謝罪にこんなコメントが付きました。「KBSが韓東勲検事長を恐れて尻尾を下ろす姿に恥ずかしい思いがする」「韓東勲にひれ伏して謝罪するのが不満だ」--。

 「トークショーJ」は一部視聴者から「ある自殺は加害だった」とするKBSのニュースキャスターのコメントについて取り上げてほしいという要求も受けているといいます。今月16日にKBSニュース9のキャスター、イ・ソジョン氏がチョン・セランの小説「視線から」の一節を紹介し、故・朴元淳(パク・ウォンスン)市長の支持者の反発で青瓦台への請願まで登場しました。放送100回を迎え、2週間放送を休止するという同番組が2週間後に「KBS版検察・メディア癒着」とニュースキャスターのコメントをどう扱うかに期待しています。

ソン・ホヨン記者

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