韓国で初のコロナ犠牲者が出たのに青瓦台は「チャパグリ・パーティー」、政府を相手取り損賠訴訟

韓国で初のコロナ犠牲者が出たのに青瓦台は「チャパグリ・パーティー」、政府を相手取り損賠訴訟

 大邱地域のコロナウイルスによる死亡者の遺族が政府を相手取り、数億ウォン(数千万円)の損害賠償を求める訴えを起こした。

 「韓半島人権と統一のための弁護士の集まり(韓弁)」は31日、大邱地裁に大邱地域の犠牲者6人の遺族19人の代理として、総額で3億ウォン(約2700万円)の損害賠償を求める訴状を提出した。

 韓弁のキム・テフン弁護士はこの日、大邱市寿城区の大邱地裁前で会見を開き「(文在寅〈ムン・ジェイン〉)大統領はコロナの犠牲者が出たにもかかわらず、青瓦台(大統領府)でチャパグリ(インスタント・チャジャンめん「チャパゲッティ」とインスタント・ラーメン「ノグリ」を混ぜて作る即席めん。映画「パラサイト半地下の家族」日本語字幕では「ジャージャーラーメン」と表記)パーティを行うなど、大邱市民と慶尚北道住民の心に傷を負わせた」「犠牲者たちは政府の初期防疫義務の怠慢と不十分な対応で適切な治療を受けられず、死亡した」と主張した。

 韓弁は「今年は早期から国民や大韓医師協会、大韓感染学科など複数の医療専門団体が、コロナの根源である中国からの感染源遮断のため、入国制限など積極的な措置を取るよう何度も求めた」「それにもかかわらず、政府はコロナ予防と治療のための措置を怠ったまま、隣の『台湾』のケースとは違って中国からの入国制限を取らず、感染拡大の責任を特定の宗教団体や特定地域の問題として押しつけるなど、気の緩んだ対応を見せた」と主張した。

 この日、韓弁は「コロナ被害者が国を相手取って訴訟を起こすのははじめて」と明らかにした。

 文大統領は今年2月20日、アカデミー4冠王の大記録を打ち立てた「パラサイト半地下の家族」のポン・ジュノ監督らを青瓦台(大統領府)に招き、昼食を共にした。金正淑(キム・ジョンスク)夫人は自らが直接調理した「豚肉肩ロースとネギのチャパグリ」を振る舞い、「私も計画があった」「コロナで経済が萎縮し、商人たちのためにネギを買って調理した」と述べた。

 2月20日は韓国でコロナによる最初の犠牲者が出て、感染者も前日より53人多い104人を記録するなど、感染が本格的に拡大していた。

ソ・ユグン記者
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