「チノパン」騒動から17年、韓国国会で「ピンクのワンピース」騒動

与党支持層、柳好貞議員に「クラブのチーママ」…イルベなど極右サイトでもセクハラ

 陳重権(チン・ジュングォン)元東洋大教授は5日、「国会服というのが別途あるのだろうか」と、2003年に国会議員当選後、白いチノパンを履いて本会議に出席した柳時敏(ユ・シミン)現「盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団」理事長のことに言及した。陳重権氏は「当時の民主党支持者たちは柳時敏氏のドレスコードを擁護したのに、今は服装の取り締まりをしている。民主党支持者たちは昔の守旧バカ党支持者の姿に似てきた」とした。

 柳好貞議員は自身の「服装騒動」について同日、メディアとのインタビューで、「このように『何でもないところを引っかき回して傷にする』ことこそ進歩系政治家がやらなければならないこと。韓国政治の旧態依然、女性・若者に浴びせられるヘイト発言に対して、何かを考えることができるきっかけになる」と語った。一部の正義党支持層も「『共にマッチョ・ジジイ党』のすえたにおいがする女性へのさげすみ」と反発した。共に民主党と正義党の支持層はこのところ、朴元淳ソウル市長セクハラ疑惑や、性的暴行で収監中の安熙正(アン・ヒジョン)前忠清南道知事が一時釈放されて母親の葬儀に出たことなどをめぐり、衝突を繰り返している。共に民主党の20-30代女性支持率も下落傾向にある。

ウォン・ソンウ記者
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  • ▲4日、ピンクのワンピース姿で国会本会議場を歩く正義党の柳好貞(リュ・ホジョン)議員。一部の共に民主党支持者は柳好貞議員の服装をめぐってセクハラ(性的嫌がらせ)まがいの非難をして問題になった。写真=NEWSIS

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