乗客は92%減ったけど…大韓航空、奇跡のような黒字

乗客は92%減ったけど…大韓航空、奇跡のような黒字

 大韓航空は個別財務諸表基準で4-6月期に1485億ウォン(約132億円)の営業利益を出し、前年同期(-1015億ウォン=約-90億円)に比べ黒字転換したことが暫定集計で分かった。同社が6日に公示した。新型コロナウイルスの直撃を受けて全世界の航空会社が最悪の実績を出している状況で、驚きの実績を記録したものだ。

■2020年旅行者が選ぶ「世界の人気エアライン」大韓航空3位、日本航空は?

 大韓航空の4-6月期売上高は1兆6909億ウォン(約1506億円)で、前年同期(3兆201億ウォン=約2690億円)に比べ44%減少したが、貨物部門の活躍に支えられて黒字を出した。旅客部門は全路線で乗客が減少し、輸送実績が前年同期比92.2%減少したものの、旅客機を貨物機として利用し、高価な貨物の誘致で収益性を高めて、貨物部門で昨年より94.6%増の1兆2259億ウォン(約1092億円)を売り上げた。大韓航空関係者は「4-6月期の業績を発表した世界の主な航空会社の中でほぼ唯一、黒字を出したグローバル航空会社になった」と話している。

◆2020年旅行者が選ぶ「世界の人気エアライン」大韓航空3位、日本航空は?

ソク・ナムジュン記者
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