チョ・グクの妻倒れる…与党議員「こんな状況に追い込んだ人間たちを歴史が懲らしめる」

裁判中に倒れた鄭慶心被告関連で検察を非難

チョ・グクの妻倒れる…与党議員「こんな状況に追い込んだ人間たちを歴史が懲らしめる」

 与党・共に民主党の議員たちは18日、前日の裁判中に倒れた前東洋大学教授の鄭慶心(チョン・ギョンシム)被告=前法務部長官・チョ国(チョ・グク)被告の妻=に関連して、検察とマスコミを露骨に批判した。同党の閔炯培(ミン・ヒョンベ)議員は18日、フェイスブックに「公権力をむやみに振りかざし、このような状況にまで追い込んできた人間たちを歴史が懲らしめる」「はるかに過酷な審判を避けることができないだろう」と書き込んだ。私募ファンドと子の入試不正疑惑で起訴され、裁判を受けている鄭慶心被告を罪のない犠牲者であるかのようにかばい、検察を批判したものだ。

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の青瓦台で行政官・秘書官を務めた閔炯培議員は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の青瓦台でも社会政策秘書官を務めた。そして今年4月の第21代総選挙で光州・光山乙選挙区から出馬して当選した。閔炯培議員は鄭慶心被告が倒れたことと関連して、「本当に胸が痛みます。いたわりの言葉をどうかけたらいいのか、表現を見つけることすら難しい」「『やるにしても、あんまりだ』では不十分です。『やるにしても、やるにしても、あんまりです』」と投稿した。

 同党の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員=元仁川市長=もこの日、フェイスブックに「頑張れチョ国」というハッシュタグをつけて、「検察はチョ国前長官の家族にするように、検察内部の問題にも厳密に非常に厳しい原則を守っているのかどうか、振り返ってみなければならない」と述べた。文在寅政権で最初の国民疎通首席秘書官を務めた尹永燦(ユン・ヨンチャン)議員は「鄭慶心教授の裁判が続くほど、検察の主張の穴が明らかになってくる」「検察は自分たちに対して取りざたされている疑惑についても鄭慶心教授とその家族に加えられた以上の捜査力で徹底的に捜査しなければならない」と主張した。

 鄭清来(チョン・チョンレ)議員は報道機関に向かって、「あなた方が放つ誤発弾に驚いて、ある人が死にかけている」「健康状態を取り戻す間だけでも電話で苦しめたり、病院に行って患者を不安にさせたりするな」と述べた。鄭慶心被告は17日、子の入試不正と私募ファンド疑惑に関する裁判中に体調の異常を訴えて倒れ、病院に搬送された。

キム・ミョンソン記者
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