【社説】検察と警察は朴元淳前ソウル市長のわいせつ行為の共犯だ

 朴前市長が告訴されたという事実が漏えいしたことを巡る捜査は検察が担当している。被害者は当初、朴前市長をソウル中央地検に告訴しようとしたが、中央地検が納得できない理由で面談をキャンセルした。「朴元淳告訴」を文在寅(ムン・ジェイン)大統領の手足である李盛潤(イ・ソンユン)地検長らが最初に知ったことになる。そして、どうしたことか、朴前市長が告訴事実を知り、命を絶った。検察の誰かが性犯罪被害者の告訴を加害者に知らせたことになる。この過程に青瓦台が介入していた可能性が高い。全て深刻な犯罪だ。

 告発内容の捜査は8月末、一線の検察庁に割り当てられた。その後2カ月たっても何の音沙汰もない。検察は来年4月のソウル市長、釜山市長補選が終わるまで事件を握りつぶすつもりだ。それで民主党が再び勝利すれば、犯罪をもみ消した「功労」で昇進などの恩恵を施すはずだ。わいせつ事件の共犯たちだ。

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