慶州にある新羅の墓から「中国式金銅腰帯装飾」出土

 慶尚北道慶州市のチョクセム遺跡にある4世紀の新羅時代の墓から、中国製の金銅腰帯装飾が出土した。文化財庁国立慶州文化財研究所は16日、「チョクセムL17号木槨(もっかく)墓から、中国製の輸入品とみられる腰帯装飾の破片や各種馬具類、かぶとやよろいの破片、大量の土器が出土した」と発表した。

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 腰帯装飾は金銅で作られ、竜の文様が刻まれたものと推定される。竜の頭部はないが、胴と足、尾の部分は残っている。研究所は「中国で制作され、韓半島に輸入された最高級品の一つで、慶州では初めて見つかった」と説明した。研究所は17日午後2時、チョクセムL17号遺跡の発掘調査現場で説明会を開催する予定だ。動画サイト「ユーチューブ」の国立慶州文化財研究所公式チャンネルでも生中継される。

許允僖(ホ・ユンヒ)記者
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  • ▲慶州・チョクセム地区で4世紀の新羅時代の墓から出土した中国製金銅腰帯装飾。/写真=国立慶州文化財研究所

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