韓国の小学校教科書、漢字併用論争が再燃

初中等教育法の一部改正案が提出される

 「教科書をハングルだけで書いた場合、正しく理解することは困難」「ハングルで書かれた漢字語の本当の意味が分からなければ、ハングル専用は弥縫策(びほうさく)にすぎない」

 初等学校(小学校に相当)教科書における漢字併用問題が学界で再び論争となっている。発端は今月2日、韓国の保守系野党・国民の力の金睿智(キム・イェジ)議員ら国会議員10人が共同で提出した「初中等教育法一部改正法律案」だった。この改正案は、初中等教育法第29条に「教科用図書はハングルで作成するが、その意味を簡単かつ正確に伝えるために必要な場合、教育部(省に相当)長官が定めて告示した漢文教育用基礎漢字を同時に使用することができる」という項目を入れようとするものだ。

 女性の視覚障害者として最初の国会議員となり、この法案を代表で提出した金議員は法案提出の理由について「国語の単語における漢字語の割合は70%程度に達しており、漢字は国語理解に必須だ」「児童・生徒たちの思考力と語彙(ごい)力を高めるためには、漢字を併記する必要がある」と説明した。

■子どもが住みやすい国8位は韓国、日本は?

兪碩在(ユ・ソクチェ)記者
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  • ▲国民の力の金睿智(キム・イェジ)議員。

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