朴映宣「大韓民国は文在寅保有国」、禹相虎「文大統領なら私に票を入れるだろう」

与党のソウル市長選立候補者予備選挙が本格化…親文系党員票の取り合いに

 与党・共に民主党のソウル市長選立候補者予備選挙が本格的に始まり、朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官と禹相虎(ウ・サンホ)議員が民心ならぬ「文心」掌握争いに乗り出した。予備選挙で50%の割合を占める権利党員投票の核心である親文(親・文在寅〈ムン・ジェイン〉)系党員たちの票を集めたいということだ。

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 朴映宣氏は24日午前、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」に「今日は文在寅大統領様のお誕生日、たくさんたくさんお祝い申し上げます」「大韓民国は文在寅保有国」「大統領様との国務会議(閣議)で政策を論じていたあのころがもう懐かしい」と投稿した。そして、朴映宣氏は慶尚南道金海市のポンハ村を訪れ、故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の墓参りをし、権良淑(クォン・ヤンスク)夫人に会った。朴映宣氏は盧武鉉元大統領の墓の芳名録に「盧武鉉大統領様、とても恋しいです。『目覚めている市民』、この言葉を忘れません」と書いた。朴映宣氏は「権良淑夫人は私の手をしっかりと握りしめ、母親のように心から心配し、応援・激励してくださった」と言った。朴映宣氏は早ければ26日にも出馬宣言をする予定だ。

 禹相虎氏は同日、フェイスブックに「4年前の2017年1月24日は共に民主党が大統領候補予備選挙の方式を確定した日」「国民統合予備選挙で我々は今まで一度も会ったことのなかった大韓民国と大統領を迎えることができるようになった」「国らしい国、心強い大統領を持つことができるようになった」「1月24日の今日は大統領様の69回目(生まれた当日も入れて69回目、満68歳)の誕生日だ。あの時のあの心で誕生日をお祝い申し上げる」と書いた。禹相虎氏はまた、先日のラジオ番組では「文大統領に投票権があれば、当然私に入れると思う」とも言った。禹相虎氏は盧武鉉元大統領のカメラマンだったチャン・チョルヨン元青瓦台行政官、前回の大統領選挙時の政策ショッピングモール「文在寅1番街」を担当していたチョン・インホ氏らを選挙陣営に迎え入れた。

イ・スルビ記者
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  • ▲今年4月のソウル市長補欠選挙の与党・共に民主党予備選挙に出馬する禹相虎(ウ・サンホ)議員=写真左=と朴映宣(パク・ヨンソン)前中小ベンチャー企業部長官=同右=。23日午前、ソウル市中区の南大門市場訪問行事で会い、ハグした。写真=聯合ニュース

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