「年収1億ウォン、うらやましければ入社してみれば」韓国KBS職員の書き込みにネット激怒

「年収1億ウォン、うらやましければ入社してみれば」韓国KBS職員の書き込みにネット激怒

 インターネット上で会社員たちが集まるコミュニティー・サイトにKBS職員と推定される人物が「KBSに不満を言わないで、能力があるなら入社してみろ」という趣旨の文章を掲載し、ネットユーザーたちの怒りを買っている。

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 先月31日、匿名による会社員向けコミュニティー・サイト「ブラインド」の掲示板に、あるネットユーザーが「うちの会社に対する不満が多いね」というタイトルのスレッドを立てた。このスレッドを立てた人物はKBS職員であると認めている人物で、匿名掲示板に書き込んだが、この書き込みのスクリーンショットはネット上で急速に拡散され話題になった。

 この書き込みをしたネットユーザーは「お前らが何と言っても、うちの会社は定年保障があるし、受信料は電気料金に含まれているからきちんと払わなければならない」「平均年間給与1億ウォン(約940万円)で成果給のようなものもないから、職員の半分は毎年1億ウォン以上もらっている」「どうか外から我々職員の悪口を言わないで、能力があって機会があったら我々の社友様になってください」と書いた。

 この書き込みはネットを中心に広がり、ネットユーザーたちの怒りを勝った。ネットユーザーたちは「KBSは職員の人間性も見ないで採用するのか」「明日すぐにでも、忘れていた受信料解約の電話をしなければ」などの反応を見せている。

 KBSは最近、自社で年間1億ウォン以上の給与をもらいながら、職務がない「億ウォン台の年間給与で無職務者」の数をめぐり、野党・国民の力の金雄(キム・ウン)議員と神経戦を展開している。金雄議員がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」に「KBS職員60%、年間給与1億ウォン以上、2053人が無職務」と投稿すると、KBSは「1億ウォン以上の年間給与者は46.4%であり、1億ウォン以上の年間給与者のうち無職務者は(2053人ではなく)1500人」と反論した。これは今後、KBS受信料引き上げと相まって重要な論点として浮上する見通しだ。

 これに先立つ先月27日、KBS理事会は定例理事会を開き、受信料を月2500ウォン(約235円)から月3840ウォン(約360円)に引き上げる案をKBS理事会の議題に上げた。最終的な引き上げ金額はKBS理事会の審議を通じて決定される。

ソ・ユグン記者
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