エンジンがかかった韓国EV、4月にもテスラと対決

現代「アイオニック5」、2月25日から事前予約開始

 「アイオニック5」は、バッテリー容量の異なる二つのモデルが発売される。72.6キロワットアワーのバッテリーを搭載した「ロングレンジ」の場合、1回の充電における走行距離は410-430キロ程度だ。また、停止状態から時速100キロに到達するのに5.2秒と、エンジン性能も十分だ。一般充電(400ボルト)と高速充電(800ボルト)を共に可能にした充電システムが搭載され、18分の充電でバッテリー容量の80%を満たすことができるほか、5分の充電で最大100キロまで走ることができる。

■ポニーのデザインに各種の先端仕様を搭載

 車の外部デザインは1974年に初めて発売された「ポニー」からインスピレーションを得て設計された。小さな正方形の彫刻を繰り返し配置したピクセル模様をヘッドライトとテールライトなどに取り入れ、未来の電気自動車にふさわしいデザインに仕上げた。

 最も大きな変化としては「サイドミラー」がなくなったという点だ。車体の側面にはミラーの代わりに薄いカメラが設置されており、運転手はドアの内側に取り付けられたディスプレー(OLED)を通じて、後方の交通状況を確認することができる。現代自側は「空気抵抗を最小限に抑え、ミラーでは確認できなかった死角も取り払った」と明らかにしている。ドアハンドルも内部に隠されているが、車のキーを持って近づくと、自動的に現れる。

■世界電気自動車販売台数1位はテスラ、現代6位、日産は?

ユン・ヒョンジュン記者
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