春川で卵を投げつけられた李洛淵

レゴランド反対の市民が投げる…李代表、警察に「罰しないで」

 韓国与党・共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)代表が5日、視察のため訪れた江原道春川市内の市場で、卵を投げつけられた。同日午後4時30分ごろ、春川中央市場を歩いていた李代表に対し、「春川レゴランド」設立に反対し、文化財保存を呼びかける市民団体の女性メンバーが投げた卵だった。卵は割れて李代表の顔と服にかかり、呉怜勲(オ・ヨンフン)党代表秘書室長と許栄(ホ・ヨン)報道官が李代表を囲んで隠した。李代表は卵の残骸をふき取ったあと、マスクを新しいものと変え、残りの日程をこなした。卵を投げた女性らは警察に連行された。その後、李代表はコメントを発表、「あの方々としては一生懸命伝えたい言葉があったのだろう」「あの方々を処罰しないでほしいと警察に伝えた」と述べた。

■外国人に聞く、韓国と聞いて思い浮かべる人物は?

 李代表に卵を投げた女性が所属する団体は、春川市内にある衣岩湖の島「中島」にレゴランドのテーマパークを建設する際に出てきた先史時代の遺跡・遺物を「保全すべきだ」と主張しており、レゴランド建設に反対している。この団体は、政府、江原道、春川市などにも工事中断を要求してデモを行ってきた。李代表は「文化財を守ろうという情熱と嘆きは理解できる」「文化財当局および自治体と市民団体らでかなり長い間、話し合ってきたというが、残念だ」と述べた。

チュ・ヒヨン記者
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  • ▲5日、江原道春川市内の中央市場を訪れた際、ある市民が投げた卵が顔面に当たった与党・共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)代表。写真=江原道民日報

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