韓国大手企業の平均年収、1位はサムスン電子1220万円

韓国大手企業社員はどれだけもらっている?
ネット・ゲーム企業大幅アップ、ネイバー・カカオ・NCは960万円超

韓国大手企業の平均年収、1位はサムスン電子1220万円

 昨年の韓国大手企業の平均年収1位はサムスン電子だった。サムスン電子が23日に明らかにした事業報告書によると、サムスン電子の韓国国内社員10万9490人の昨年の平均年収は1億2700万ウォン(約1220万円)だったとのことだ。前年の1億800万ウォン(約1030万円)よりも17.6%アップした。2位は1億2100万ウォン(約1160万円)のSKテレコムだった。続いてPOSCO 9800万ウォン(約940万円)、SKハイニックス9357万ウォン(約900万円)、LG化学9300万ウォン(約890万円)、起亜9100万ウォン(約870万円)、KTと現代自動車 各8800万ウォン(約840万円)、LG電子8600万ウォン(約820万円)、LGテレコム7900万ウォン(約760万円)、LGディスプレー7000万ウォン(約670万円)などの順だった。 LGユープラスのみ平均年収が100万ウォン(約9万6000円)減っただけで、そのほかの企業はすべて平均年収が前年を上回った。

■「世界で最も価値のあるブランド」サムスン6位、トップ10入りしたのは?

 昨年は、インターネット企業やゲーム企業の給与アップが著しかった。ネイバー・カカオ・NCソフトの各社社員の平均年収が昨年初めて1億ウォン(約960万円)を超えた。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)による非対面習慣の拡大で、インターネット企業・ゲーム企業の業績が急成長した影響だと分析されている。カカオの平均年収は1億800万ウォン(約1030万円)で、2019年の8000万ウォン(約770万円)から30%以上増え、ネイバーは1億248万ウォン(約980万円)、NCソフトは1億549万ウォン(約1000万円)だった。

 インターネット企業各社の年収は今年も大幅に上がる見通しだ。ゲーム・ネット業界を中心に開発者争奪戦が繰り広げられ、相当数の企業が全社員の給与を800万-2000万ウォン(約77万-190万円)ずつ引き上げたからだ。新入社員の年収を6000万ウォン(約570万円)以上と策定した企業もある。成果給問題が起こったSKハイニックスとSKテレコムは数百万ウォン(数十万円)の年間給与引き上げ妥結金を臨時支給したほか、成果給も拡大する予定だ。LG電子も今年の年間給与を9%、LGディスプレーは6-7%引き上げることにした。

パク・ゴンヒョン記者
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