文大統領「北のミサイルは望ましくない」…北による天安爆沈には言及せず

「西海守護の日」記念式典に出席

 さらに文大統領は「2023年から西海を駆ける新型フリゲートの名前を『天安』に決定した」とし、「天安は英雄らと生存将兵らの闘魂を込め、輝かしく復活するだろう」と語った。2800トン級新型フリゲート(FFG-II)は、対空・対艦・対潜水艦作戦はもちろん、対地戦闘まで遂行できる火力を備えている。進水前に艦名を公開するのは異例のケースだ。

 文大統領は、記念式典に先立って第2延坪海戦の戦跡碑を訪れ、第2延坪海戦および延坪島砲撃挑発の戦死者8人の霊をたたえた。式典後にはチェ・ウォンイル元「天安」艦長と46勇士追悼碑に献花・焼香を行い、「天安」の船体を視察した。文大統領は「遺族やチェ元艦長をはじめとする『天安』生存将兵らに、慰労と共に感謝の言葉を申し上げる」とし、「不意の攻撃にも堂々と打ち勝った延坪島砲撃挑発の英雄らにも深く感謝申し上げる」と語った。

 この日の記念式典は、海軍1等兵として服務中の俳優パク・ボゴムと国防広報院のチョン・ドンミ陸軍大尉の司会で、およそ1時間にわたって行われた。文大統領夫妻と戦死者遺族およそ80人、与党「共に民主党」の金太年(キム・テニョン)党代表職務代行、保守系最大野党「国民の力」の金鍾仁(キム・ジョンイン)非常対策委員長をはじめとする政界・政府要人およそ200人が出席した。なお、国家報勲処が遅まきながら前日に出席を認めた野党側の政務委・国防委所属議員らは、大部分が欠席した。

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ウォン・ソンウ記者
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