FCソウル奇誠庸、農地など数十億ウォン相当の土地購入…農地法違反・投機疑惑で捜査

FCソウル奇誠庸、農地など数十億ウォン相当の土地購入…農地法違反・投機疑惑で捜査

 韓国プロサッカーKリーグのFCソウルに所属するMF奇誠庸(キ・ソンヨン)選手(32)が父親の奇永玉(キ・ヨンオク)元光州FC団長と共に農地法違反などで警察に立件されたことが22日までに分かった。

 光州地方警察庁反腐敗経済犯罪捜査隊は22日、2任を農地法違反、国土の計画および利用などに関する法律違反(不法形質変更)などの疑いで在宅のまま立件し、捜査を進めていることを明らかにした。

 警察などによると、2人は2015年から16年にかけ、光州広域市西区金湖洞の公園周辺の農地を含む土地10区画余りを数十億ウォンで購入した。

 警察は当時、奇誠庸選手が英プレミアリーグで活躍していた点からみて、2人が現実的に農業を営む意思と能力がない状態で農地を取得したとみて、農地法違反の疑いで調べている。農地取得時に提出が義務付けられている農地経営計画書を虚偽作成した疑惑などを確認するとみられる。

 また、2人が取得した農地が現在はクレーン車両の車庫などとして使われている点を挙げ、不法形質変更の疑いについても検討している。

 西区庁は2人が取得した農地のうち、掘削機などの重機の駐車場として使用されている土地について、不法に形質変更された部分の原状回復を5月末までに行うよう命じている。

■韓国の住宅価格上昇率は56カ国のうち39位…1位は?

キム・ソンヒョン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
関連フォト
1 / 1

left

  • FCソウル奇誠庸、農地など数十億ウォン相当の土地購入…農地法違反・投機疑惑で捜査

right

あわせて読みたい