LED事業で数億ウォン収賄、元韓国農漁村公社社長逮捕

 光州地検反腐敗捜査部は14日、発光ダイオード(LED)街灯事業の受注を手助けする見返りとして、業者から数億ウォンを受け取った疑いで、崔圭成(チェ・ギュソン)元韓国農漁村公社社長(71)を弁護士法違反と収賄の罪で逮捕した。

 問題となったのは、全羅北道群山市のLED街灯交換事業で、崔元社長はコンサルティング会社から賄賂を受け取ったとされる。街灯交換事業は群山市が2019年5月に25億ウォン(約2億4000万円)で発注した。

 崔元社長は民主党の国会議員を3期務めた後、太陽光発電関連企業の代表を経て、18年2月に農漁村公社社長に就任した。その後、農漁村公社が太陽光発電事業を推進する過程で、「利益相反」論争が起き、同年11月に辞任した。これに先立ち、崔元社長は贈収賄事件で8年以上逃亡生活をしていた実兄・崔圭晧(チェ・ギュホ)元全羅北道教育監を助けたとして起訴され、19年に懲役1年、執行猶予2年の判決を受けている。

キム・ソンヒョン記者
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  • ▲崔圭成(チェ・ギュソン)元韓国農漁村公社社長/写真=NEWSIS

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