「イヌでも食っていろ」ソン・フンミンへの人種差別的書き込みで8人逮捕

 先月、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上に、英プロサッカー・プレミアリーグ(EPL)、トッテナム・ホットスパーFC所属のソン・フンミン(28)に対する人種差別的なアンチコメントを書き込んだ複数の人物が英国の警察に逮捕された。

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 英紙ザ・サンとイブニング・スタンダードが21日(韓国時間)に報道したところによると、ロンドン警察はソン・フンミンに対する人種差別容疑で8人を逮捕したと発表したとのことだ。

 現地警察は「この2週間捜査した結果、アンチコメントを書き込んだ8人は20-32歳で、ウェールズ、ブリストル、レットフォードなど英国国内に住んでいる」「63歳の男性を含め、4人を追加で調査している」と明らかにした。

 ソン・フンミンは先月12日、対マンチェスター・ユナイテッド(マンU)戦が終わった後、SNSを通じて「帰ってコウモリとイヌでも食っていろ」「米を食う詐欺師」などの人種差別・ひぼう中傷テロを受けた。「ソン・フンミンのオーバーアクションでスコット・マクトミネイ=マンU=がファウルを取られ、マンUのゴールが取り消された」という理由からだった。

 現地警察は「オンライン上の人種差別や暴力も看過しないというのが警察の確固たる見解だ」「このような行動を根絶するため、決断力のある措置を取っていく」と説明した。

ホ・ユジン記者
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