東京五輪:平昌冬季五輪開会式の再生数急増「ドローンショー、キム・ヨナ最高」

 東京オリンピックが今月23日に開幕する中、つまらない開会式に失望した世界の人々が「平昌」を見つけ出した。

■韓国のイメージ、国民より外国人の方が肯定的?

 東京オリンピック開会式は新型コロナの影響により、予定より規模を縮小して行われた。重たい雰囲気に退屈する、という評価が多かった。世界のネットユーザーが代案として見いだしたのは、コロナのパンデミック前に開催された2018年の平昌オリンピックだ。

 動画サイト「ユーチューブ」のオリンピック公式チャンネルにアップロードされた平昌オリンピック開会式の動画の再生数は、24日午前の時点で72万回だった。これが、すぐ翌日の25日には86万回へと急増した。1日で14万人が見たわけだ。英語の動画である点を考慮すると、視聴した人の大多数は外国のネットユーザーだろうと推測される。

 コメントでの反応も熱い。多数のコメントが、東京オリンピックの開会式を見てから平昌オリンピックに行き着き「東京よりはるかにまし(Way better than Tokyo)」とつづった。このコメントには数千人が「いいね」を押して同意した。平昌オリンピック開会式で目を引いた要素も、あらためて注目された。あるネットユーザーは、オリンピックの五輪旗をドローンで表現したことについて「歴代オリンピックで最も美しい場面」と評した。聖火リレーの最終ランナーだったフィギュアスケート選手キム・ヨナについては「全世界が認めるランナー」だとした。

 特異な姿で話題を集めた「人面鳥」も再度召喚された。あるネットユーザーは、人面鳥が開会式場の真ん中で舞う場面を巡って「アジアでのみ見られる美しさ」だとし「日本(東京)でもこういうものを期待していた」とつづった。

 韓国のネットユーザーもこれに呼応した。あるネットユーザーは「全世界が東京オリンピックを見てから平昌を探したのを見ると、言葉は違っても人の心はみんな同じらしい」と書き、別のネットユーザーは「コロナ以前だからなのか、選手たちももっと楽しそうに見えた」とコメントした。

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  • ▲平昌冬季オリンピックのハイライトだったドローンショー。1218機のドローンがオリンピックの象徴である五輪旗を作った。/写真=朝鮮DB

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