現代自動車ジェネシス、レクサスに1位の座譲る=米JDパワー「2021年新車品質調査」

現代自動車ジェネシス、レクサスに1位の座譲る=米JDパワー「2021年新車品質調査」

 1日に発表された米国の自動車市場調査会社「JDパワー」の「2021年新車品質調査」で、現代自動車の高級車ブランド「ジェネシス」がプレミアムブランドの2位になった。2017年から2020年まで4年連続で守ってきた1位の座はトヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」に譲った。

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 JDパワーの新車品質調査は、顧客が自動車を購入した後3カ月間の不満事例を集計して点数換算し発表する。点数が低いほど品質満足度が高い。今年の調査は昨年11月以降に発売された32ブランド・224モデルを対象に行われた。

 ジェネシスは今年の調査で148点をとなり、レクサス(144点)に遅れを取った。音声認識やスマートフォンと車の接続など、顧客の利便性分野での苦情事例が寄せられて順位が下がった。3位は163点で同点のポルシェとリンカーンだった。

 ジェネシスは、一般ブランドまで含めた全ブランドにおけるランキングでは7位だった。起亜自動車は6位、現代自動車は8位になった。ただし、クラス別の最優秀自動車を選ぶ評価ではジェネシスG80や起亜自動車のテルライド・同カーニバルなど現代自動車グループの7車種が選ばれ、トヨタグループ(5車種)を抑えて最も多くの最優秀自動車を出した自動車メーカーとして認められた。

ユン・ヒョンジュン記者
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