イナゴより2倍も大きいトノサマバッタ、韓国で10番目の食用昆虫に認定

 バッタ科の昆虫である「トノサマバッタ」が、韓国国内で食用可能な新たな食品原料として承認された。食品医薬品局安全処(食薬処)が9月13日に明らかにした。食薬処と農村振興庁は「昆虫飼育農家から食品原料登載の要請があり、栄養性や毒性・安全性などを評価した結果、食用が可能と評価された」と発表した。イナゴに似ているがイナゴよりサイズが2倍ほど大きいトノサマバッタは、タンパク質や不飽和脂肪酸が豊富で、ベルギーやスイスでは法律で許容された食用昆虫だ。韓国国内で食用可能な昆虫は、白きょう蚕(白きょう病にかかって硬化したカイコ。薬剤に用いる)、カイコ、イナゴ、カブトムシなど、トノサマバッタを含めて10種類ある。

ペ・ジュンヨン記者

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