世界で最も安全な都市はデンマークのコペンハーゲン…ソウルは25位

東京は1位から5位に転落
デジタル、インフラ、環境、安保など5項目の安全性を評価

 デンマーク・コペンハーゲンが、今年世界で最も安全な都市1位に選ばれた。ソウルは昨年9位だったが、今年は16ランク下落の25位だった。

 先月21日(現地時間)、英国のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は、世界60以上の都市についてデジタル、インフラ、健康、個人、環境の5項目の安全を評価した「2021年安全都市指数(SCI)」を発表した。EIUは2015年から2年に1度、このランキングを集計して発表している。EIUは「今年は特に、(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)に焦点を合わせて都市の安全性を評価した」と説明した。

 リポートによると、コペンハーゲンは100点満点のうち82.4点を獲得し、65か国のうち1位だった。英国BBCは「今年は持続可能性、大気の質、廃棄物管理など環境の安全性という項目が追加され、コペンハーゲンの順位が上がった」と説明した。それだけでなく、緑地と公園が多く、他の都市に比べて住民がパンデミックに十分に対処できた点も高く評価された。

 コペンハーゲンに次いで2位になったのはカナダ・トロントだった。3位はシンガポール、4位はオーストラリア・シドニー。2年前の2019年に1位だった東京は、今年は5位にとどまった。ソウルは19年の調査では9位だったが、今回は25位と順位が大幅に下がった。ソウルの総合点数は73.8点で、インフラと健康はそれぞれ83点と81.1点で比較的高かったが、デジタルセキュリティーが62.1点でやや低かった。

キム・ジウォン記者
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