李在明候補の「弁護士費用肩代わり疑惑」情報提供者も死亡(下)

 イ氏が疑惑を提起した直後、親文在寅(ムン・ジェイン)大統領系団体「目覚めている市民連帯党」は、李在明候補を公職選挙法違反で告発した。昨年9-10月、共に民主党の大統領選挙候補決定選挙の時、李在明候補が「弁護引き受け料として使ったのは3億ウォン以下だ」と主張した内容が虚偽の事実に該当するというものだった。すると、共に民主党はイ氏を「音声記録ねつ造疑惑の当事者」として検察に逆告発した。

 「目覚めている市民連帯党」のイ・ミング代表は同日、葬儀場で記者会見を開き、「イ・テヒョン弁護士の引き受け料関連で公開されていない音声記録がさらにある」と明らかにした。彼は「合計6つの録音ファイルのうち、検察に提供したのは3つ」「イ氏が私に送る予定だった残りの3つの音声記録は故人の携帯電話やパソコンなどにあるだろう」と語った。同団体と共に「弁護士費用肩代わり疑惑」告発に加わったイ・ミンソク弁護士は「イ氏は検察で参考人事情聴取を受けた際、検察に『(音声)ファイルはさらに複数ある。すぐに調査せよ』と言ったと聞いた」と話した。

 イ氏の周辺では、イ氏に健康上の問題はなかったという声も上がっている。事実、イ氏は今月2日、イ・ミンソク弁護士らと京畿道城南市内の飲食店で石焼きご飯とタコいためを食べた。目の前に出された料理をきれいに平らげ、食事後にイ・ミンソク弁護士と写真も撮った。イ・ミンソク弁護士はまた、「(食事した翌日の)3日、李在明候補と妻キム・ヘギョン氏に対する告発状を(イ氏にスマートフォンのチャットアプリ)カカオトークで送った。7日まで(イ氏と)連絡を取り合っていた」とも語った。この告発状は李在明候補夫妻を「不正請託および金品等の収受禁止に関する法律(別名:金英蘭〈キム・ヨンラン〉法)」違反で追加告発するというもので、「目覚めている市民連帯党」などは7日、この告発状を検察に提出した。イ・ミンソク弁護士は「イ氏は『検察は弁護士費用肩代わり疑惑事件を隠し続けようとしている。だから(検察に)捜査をきちんとさせるために追加告発をしなければならない』と言った」と語った。

 イ氏は最近まで李在明候補に対して否定的な内容をフェイスブックに掲載していた。あるメディアは同日、「イ氏は最後の通話で、知人に『連絡がつかなくなったら、体の具合が悪くなって死んだということだ』と言った」と伝え、「イ氏の関係者は病死の方に重点を置いている」と報道したが、この報道後、遺族側が記者会見を開き、「死を暗示したり、健康悪化を語ったりしたことはない。(報道内容は)事実ではない」と述べた。

 ただし、ユ・ハンギ氏やキム・ムンギ氏ら「大庄洞開発事業不正疑惑」関係者が次々と自殺したことから、イ氏は昨年12月、かなり不安がっていたとも言われる。「目覚めている市民連帯党」のイ・ミング代表は「イ氏がモーテルにいたことは今日知った。私にも居場所を言わなかった」「大庄洞関連で2人目の死(キム・ムンギ氏)があった以降は完全に態度が変わった。『いつも誰かが後ろからついてくる感じがして怖い』と私に言っていた」と話した。イ氏は約2カ月前に携帯電話も変えたとのことだ。

キム・ジョンファン記者、パク・カンヒョン記者

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