韓国野党「李在明の暴言も放送しろ」…「本放送死守」叫んできた与党は立場表明せず

 韓国MBCが16日、野党国民の力の大統領候補、尹錫悦氏の妻キム・ゴンヒ氏の電話録音ファイルを放送したことについて、与野党の反応は食い違った。与党共に民主党は「本放送死守」を叫び、電話録音内容の広報に乗り出していたが、放送後には公式な立場を示していない。国民の力は「李在明(イ・ジェミョン)候補の兄嫁への暴言も放送しろ」と主張した。

【写真】尹錫悦候補の妻キム・ゴンヒ氏の音声記録を公開した撮影記者がユーチューバーを蹴り、暴行を加えている場面(2020年)

 国民の力の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は「候補の配偶者が政治や社会の懸案について、観点を表明することは全く問題になることではない」と述べた。李亮寿(イ・ヤンス)首席広報は「MBCは政治的中立性を毀損しており、とても不適切だ」と批判。陳重権(チン・ジュングォン)東洋大教授は「MBCが公正なメディアであれば、李在明候補と配偶者キム・ヘギョン氏の録音ファイルも同様に流すべきだ」と指摘した。国民の党の尹錫悦候補は「自分は言及しないのがよい」と述べるにとどまった。

 与党関係者はMBCの「本放送死守」を叫び、番組の広報で先頭に立っていたが、放送後には特に立場を表明していない。民主党選対に勤務するコピーライター、チョン・チョル氏はフェイスブックで、「視聴率50%、日曜日にそれを一度目指そう」と発言し、「本放送死守」というハッシュタグを付けた。民主党の李在明候補は「意見はない」と話した。

 キム・ゴンヒ氏側は放送前日の15日、MBCに送った書面による回答で、「ミートゥー」関連の発言について、「性的搾取を行った一部進歩陣営の人物を批判する過程での不適切な発言であり、国民の皆さんに申し訳なく思う」と述べた。キム氏側は「キム氏は尹候補の政治活動と選対業務には関与していない」と説明した。

キム・ミンソ記者、キム・ウンジュン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲ソウル駅待合室で16日、市民が国民の力の大統領候補、尹錫悦氏の妻キム・ゴンヒ氏のいわゆる「7時間電話録音記録」を報じたMBCの番組「ストレート」を見ている。/コ・ウンホ記者

right

関連ニュース
あわせて読みたい