米日からの「三カ国軍事訓練」提案を韓国外交部が拒否

 米国政府と日本政府が今年2月の韓米日外相会議で「三カ国軍事訓練」を提案したが、韓国外交部(省に相当)がこれを拒否していたことが30日までにわかった。

 韓国外交部などによると、米国のブリンケン国務長官と日本の林芳正・外務大臣は今年2月12日にハワイのホノルルで開催された三カ国外相会議で韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相に「韓半島海域近くでの三カ国軍事訓練」を提案した。しかし鄭外相はこれを拒否したという。

 米日は今年に入って北朝鮮による弾道ミサイル発射や追加の核実験の動きが相次いで捕捉されたことなどをうけ、挑発の状況に備え三カ国の対応を強化するための合同訓練を提案したという。しかし韓国政府は「韓半島周辺での韓米日連合訓練は中国とロシアを無用に刺激しかねない」と判断し、難色を示したようだ。韓国外交部の関係者は30日「外交協議の内容を公表するのは難しい」としながらも、一連の事実については否定しなかった。

 複数の外交筋は「31日にハワイで開催される韓米日外相会議でも米日は三カ国軍事訓練を改めて提案する可能性がある」と伝えたが、今の韓国政府がこれに同意する可能性は小さいという。しかし尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領は「韓米日による緊密な協力」を強調している。尹次期大統領は今月11日に行われた日本の岸田文雄首相との電話会談で「韓米日三カ国が韓半島の事案において協力を一層強化していくことを期待する」と述べた。

キム・スンヒョン記者

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