年俸でアマゾン・インテルを超えた韓国系の米CEO…「昨年は686億円」

年俸でアマゾン・インテルを超えた韓国系の米CEO…「昨年は686億円」

 世界3位のプライベート・エクイティ(PE)ファンド運営会社、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の共同最高経営責任者(CEO)を務めるジョセフ・ベイ氏が昨年、5億5964万ドル(約686億円)の報酬を手にしていたことが分かった。米国企業のCEOの中でも最高水準だ。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は3日(現地時間)、企業情報を提供するマイログIQの資料を引用し、ベイCEOの報酬が、米メディア大手ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEO(2億4657万ドル)、アマゾンのアンディ・ジェシーCEO(2億1270万ドル)、インテルのパット・ゲルシンガーCEO(1億7859万ドル)などを大幅に上回ったと報じた。ベイCEOは韓国で2009年、OBビールを2兆3000億ウォン(現在のレートで約2300億円、以下同じ)で買収し、5年後に6兆2000億ウォン(約6200億円)で売却している。

 韓国系米国人のベイCEOは1973年生まれで、3歳のときに米国に移住。ハーバード大学を卒業後、ゴールドマン・サックスを経て1996年にKKRに入社した。昨年秋にKKRの共同創業者ヘンリー・クラビス氏とジョージ・ロバーツ氏がCEOを退任したことに伴い、ベイ氏は後任としてスコット・ナトール氏と共に新たな共同CEOに就任。ナトール共同CEOの昨年の報酬は5億2314万ドルだった。ただしKKR側は、報酬の大部分は成果として受け取っている株式であるため、実現した収益ではないと説明した。

ユ・ビョンフン記者

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