サッカー:ソン・フンミン、アジア人で初の「欧州5大リーグ20ゴール」新記録

得点1位モハメド・サラーはゴール沈黙…ソン、2ゴール差につける

 ソン・フンミン(29)=トッテナム・ホットスパーFC=が8日、英リバプールFCの本拠地アンフィールドで行われた英プロサッカー・プレミアリーグ(EPL)でのアウェーゲームで後半11分、0-0の均衡を破る先制ゴールを決めると、リバプールのユルゲン・クロップ監督は「分かっていたのにやられた」とでも言いたげに首を横に振った。クロップ監督は試合前の記者会見で「トッテナムには世界で最も逆襲を得意とする選手がいる」と言って、ソン・フンミンとハリー・ケインに警戒しなければならないと語ったが、その懸念が現実になったのだ。ケインは後方から飛んできた長いパスを受けてペナルティアーク付近まで走り、左に飛び込むライアン・セセニョンにパスした。セセニョンはゴール前へボールを出し、ソン・フンミンが左足で落ち着いてゴールを決めた。トッテナムのGKからソン・フンミンのシュートまでたった14秒間、4回のパスだけで成し遂げた素早い逆襲ゴールだった。

 ソン・フンミンは2010-11シーズンにドイツ・ハンブルクで初めてヨーロッパ1軍のプロの試合でデビューして以来、12シーズンを経て初めて正規リーグで1シーズン20ゴールを突破した。アジア人の選手がヨーロッパ5大ビッグリーグ(イングランド・スペイン・イタリア・ドイツ・フランス)で20ゴールを決めたのは初めてだ。ソン・フンミンは特にこの日沈黙した得点1位・22ゴールのモハメド・サラー(29)=リバプールFC=の目の前でゴールを決め、同選手との差を2ゴール差に縮めた。最近リーグ7試合で9ゴールを決めているソン・フンミンは、残り3試合でアジア人選手初のヨーロッパ5大ビッグリーグ得点王に挑む。

 ソン・フンミンはまた、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ の1ゴールも含めて今シーズン公式戦で21ゴールを記録、昨シーズンの自身の公式戦1シーズン最多ゴール(22ゴール)まであと1ゴールに迫った。ファン投票で選ばれる各試合の最優秀選手「キング・オブ・ザ・マッチ(King of the Match)」にも今シーズン13回選ばれ、サラーと並んで同部門最多1位タイになった。トッテナムは勝ち点62(19勝11敗5分け)で5位の座をキープし、4位までに与えられる来シーズンのチャンピオンズリーグ行きに希望をつなげた。現在4位はトッテナムより1試合少なく、勝ち点は1多いアーセナルFC(20勝11敗3分け・勝ち点63)だ。ソン・フンミンは「自分の得点よりもチームがチャンピオンズリーグに行く方が重要だ。勝利さえすればゴールを決められなくても構わない」と語った。

ソン・ウォンヒョン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい