【5月13日付社説】呉巨敦事件とうり二つな朴完柱議員の性犯罪に民主党補佐陣「もっとある」

【5月13日付社説】呉巨敦事件とうり二つな朴完柱議員の性犯罪に民主党補佐陣「もっとある」

 前与党・共に民主党が、補佐陣に対する性犯罪疑惑で、党政策委議長や院内首席などを務めた当選3回の朴完柱(パク・ワンジュ)議員を除名した。同党は「2次加害防止のため詳しい内容は明かさない」としたが、緊急非常対策委を開いて除名を議決し、国会レベルの懲戒まで要請したところを見ると、深刻な事案だと推定される。

 この事件は昨年12月に起きたといわれている。大統領選挙の期間中、徹底して隠蔽(いんぺい)された可能性が高い。2020年、呉巨敦(オ・ゴドン)元釜山市長による部下職員への性犯罪も総選挙完璧に直前に起きたものだが、完璧に隠蔽した。こうした事件は政党の道徳性に関係する問題であって、有権者は知るべき必要がある。共に民主党は、再度このような事件が起きたら、また隠蔽するだろう。

 共に民主党の金元二(キム・ウォンイ)議員の地方補佐官は、部下職員を性暴行した疑いが持たれている。ところが被害者は「金議員も2次加害に加担した」と、党ジェンダー暴力センターに通報したという。同党の崔康旭(チェ・ガンウク)議員が最近、オンライン会議中に公に性的発言を行った後、うそをつくという事件もあった。民主党補佐陣協議会は公式見解を通して「崔議員の発言を巡る論争の後、多くの通報が入ってきたが、セクハラ発言はもちろんのこと、より深刻な性的不祥事の通報も受けた」とし「なにゆえわが党はこれほどにまでなってしまったのかと思うくらいに苦しく、かつ失望が大きい」とコメントした。

 共に民主党で、議員・知事・市長などの性犯罪は「日常になった」と言われるほど頻発している。昨年4月のソウル・釜山市長補欠選挙は、朴元淳(パク・ウォンスン)元ソウル市長と呉・元釜山市長の性犯罪が原因で行われた。安煕正(アン・ヒジョン)元忠清南道知事も随行秘書への性暴行疑惑で収監されている。このほかにも、補佐陣・地域委員長などの性犯罪疑惑を巡る論争が各地で絶えない。女性らの権益の先頭に立つ政党を自任しておきながら、裏では過去数年間、女性の人権を無惨に踏みにじることを思うまま行ってきた。こうした2次加害の先頭に立ったのが、民主党女性議員らだった。朴元淳元市長、朴完柱議員当人はもちろん、朴元淳元市長を擁護した人々も大部分は「運動圏」と呼ばれる学生運動出身者だ。民主党の運動圏は、いかなる過ちを犯しても、逆に怒ったり過ちを隠蔽したりして「組織の論理」を優先させ、被害者に集団的2次加害を行った。そうして不利になると、突然「反省する」と言い出す。演技だと思う人もいるのではないだろうか。

 朴元市長が極端な選択を行った後、共に民主党の議員らは朴元市長を「清いお方」「遺志を引き継ぐ」と称賛し、被害者を「被害呼訴人(被害を受けたと自称する人)」と表現し続けて侮辱した。昨年の補欠選挙では「党所属選出職公職者の重大な過ちで再・補欠選挙を実施することになった場合、当該選挙区に候補者を推薦しない」という党憲を変えて候補を出した。加害者を擁護し、内心では全く反省していないから、民主党内で性犯罪が続発するのだ。

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