「メンタル崩壊」「サムスン電子の裏切り」…株価暴落に韓国20-30代も呆然自失

【NEWSIS】毎朝株式口座を確認する会社員のPさん(24)は、ここ数日でため息が増えた。収益率や統計を見ながら人生の楽しみを失ったという。Pさんは「出勤すればため息、昼食を食べてまたため息だ。今の時代は貯蓄だけが答えではないように思い、株式投資を始めたのだが、むしろ貯蓄のほうがましになりかけている」と心情を吐露した。

 株式市場が連日下落を続け、失望感を吐露する20-30代が増えている。韓国総合株価指数(KOSPI)は20日、寄り付きから一段安となり、午前10時ごろに2400ポイントを割り込み、前日比2.04%安の2391.03で引けた。

 相対的に株式市場が好調だった時点で投資を始めた20-30世代は連日下落する株価を見てため息が深まっている。

 新韓金融投資が昨年上半期、非対面で口座を開設した投資家40万人を分析した結果、20代が33%、30代が27%を占めた。 20-30世代だけで60%に達したことになる。

 製薬・バイオ部門とサムスン電子などの株式を購入した大学生Lさん氏(20)は「400万ウォンほど損害を出した。試験期間なのに、株式アプリを見続けている」と話した。

 韓国証券市場を代表するサムスン電子が5万ウォン台にまで下落し、大型株も信じられないという声が聞かれる。同社株価は1.86%安の5万8700ウォンで取引を終えた。

 大型株のサムスン電子、SKハイニックス、ネイバーの株式を保有している会社員Lさん(24)は「世界的な企業の株価がここまで下がるとは思わなかった。高い授業料を払ったと思い、気を引き締めようと思う。 保有している株式を売ることも買い増しもしないつもりだ」と述べた。

 大学生匿名コミュニティ「エブリタイム」でも自嘲するような反応があふれている。投資資金の約25%を失ったというAさんは「投資で挽回しようとすれば、残り少ないお金まで飛んでいきそうでそれは到底できない。短期アルバイトの口を探している」と書き込んだ。

 別の学生も「もう株式は見たくもない。保有株式は早いうちに整理し、元金が保障される預貯金を着実に持ち続けたほうが精神面の健康に良さそうだ」と話した。

 一方、株価が下落したタイミングで投資しようか悩む人もいる。就職活動中のSさん(24)は「投資論の授業で模擬投資の収益率がマイナス11%となり、簡単ではないと感じた。株式は余裕資金がある時に始めたかったが、長い目で見ればいつか上がるから、今拾っておくべきなのかと思っている」と話した。

イ・ソヒョン記者

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