今月末のNATO会議で韓日豪NZ4カ国会合開催の見込み

韓日協力復活の契機になる可能性

 6月末にスペインのマドリードで開かれるNATO(北大西洋条約機構)首脳会議を契機として、韓国と日本、オーストラリア、ニュージーランド間の4カ国首脳会談が開催される見込みだ。

 読売新聞は20日、「岸田首相は、今月末にスペインで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席に合わせて、現地で、日韓豪とニュージーランドによる4カ国首脳会談を開催する検討に入った」とし「NATOの『アジア太平洋パートナー』4カ国の首脳会談が実現すれば、中国をけん制する枠組みとなる」と報じた。今回のNATO首脳会議には、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、日本の岸田文雄首相、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相などが招待を受けて出席する。

 尹錫悦大統領室もこの報道の後、「NATO首脳会議の際に韓国・日本・オーストラリア・ニュージーランドの4カ国首脳会談を開催しようという提案を先週末に日本から受けた」とし「(会談)参加を検討している」と明かした。国家安保室の関係者は「NATOがパートナー国として招待したアジア4カ国が共に力を合わせようという趣旨だと理解している」とし、会談出席を前向きに検討していることを示唆した。今回の4カ国会談が実現すれば、国際社会において韓国と日本の協力が復活するという意味がある。文在寅(ムン・ジェイン)政権では反日を前面に押し出し、国際的な協力を排斥していた。

 読売新聞は、NATO首脳会談でアジア4カ国の首脳は「中国を念頭に、東・南シナ海での一方的な現状変更の試みに反対する意思を結束して示す見通し」だとし、次いで「中国が影響力を拡大する太平洋島しょ国への支援策も議題になるとみられる」と伝えた。また、ロシアに侵攻されたウクライナに対する支援や、自由民主主義陣営諸国中心のグローバルなサプライチェーン再編問題なども主な議題になるといわれる。尹錫悦政権はこの会議で、ウクライナに向けて連帯のメッセージを出す案を検討している。今回のNATO首脳会議で尹大統領と岸田首相は、「顔合わせ」という観点から、「プル・アサイド(pull aside)」と呼ばれる略式会談を行う可能性が高いと伝えられている。

東京=崔銀京(チェ・ウンギョン)特派員、キム・ウンジュン記者

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