【6月22日付社説】崔康旭議員のセクハラ発言巡る嘘、最後までかばった野党と支持者

 党内会議でのセクハラ発言を否定した崔康旭(チェ・ガンウク)国会議員に対し、民主党の倫理審判員は「党員権利停止6カ月」の懲戒処分を決定した。「女性補佐陣らが参加した席でセクハラ発言を行った事実が確認され、釈明の過程でそれを否認し、被害者に継続的に心的苦痛を与えた点を考慮した」と理由を説明した。すると、民主党強硬派は崔議員をかばい、倫理審判員と元指導部を攻撃した。セクハラに嘘までついた人間を最後までかばったのだ。

 崔議員は4月末、民主党議員・補佐陣とテレビ会議を行った際、画面をオンにしなかった同僚議員に向かって、「✕✕✕(自慰行為を示す隠語)をしに行ったのか」と発言した。低俗な性的発言を公式な会議で行ったことも驚くべきだが、その事実が明るみに出ると、「チャルチャリ(コインゲームの一種で、自慰行為を示す隠語と発音が似ている)と言った」と反論した。現場で発言を聞いた人物は一人や二人ではないのに、こんなにも見え透いた嘘をつくのか。会話の前後の脈絡からも「チャルチャリ」と発言したと弁解できる状況ではなかった。

 朴志ヒョン(パク・チヒョン)元非常対策委員長まで非難に回ると、崔議員はやむを得ず、「誤解を招いた点について謝罪する」と述べた。しかし、「チャルチャリ」と発言したとの主張は撤回しなかった。崔議員は20日の懲戒会議でも最後までセクハラを否認し、謝罪もしなかった。支持層をバックに持ちこたえたのだ。

 禹相虎(ウ・サンホ)非常対策委員長は「少し厳しい懲戒だが、こうなるとは思わなかった」と述べ、高ミン廷(コ・ミンジョン)議員は厳しい懲戒を要求した朴志ヒョン元非常対策委員長に対し、「もっと慎重に行動すべきだ」と批判した。強硬支持層は党掲示板に「崔議員の懲戒を撤回し、倫理審判員を解体せよ」 「頭にわいせつな悪魔が入ったのか」などと相次いで書き込んだ。一部は「懲戒関与議員」のリストを掲載し、携帯メール爆弾を送った。

 民主党と強硬支持層が明白な事実関係まで否定し、身内をかばった代表的な事例がチョ・グク問題だった。当時から有権者の心が民主党から遠ざかり始め、政権を失うきっかけとなった。派閥の論理を事実より前面に掲げるこうした行動は、崔議員の嘘を最後までかばう過程で再び繰り返された。

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  • ▲写真=崔康旭(チェ・ガンウク)国会議員/NEWSIS

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