バレーボール女子:韓国10連敗…大会史上初「0勝」の危機=VNL

 セサル・エルナンデス・ゴンザレス監督率いるバレーボール女子韓国代表チーム(世界ランキング19位)がブラジル(世界ランキング2位)に完敗し、2022国際バレーボール連盟(FIVB)バレーボールネーションズリーグ(VNL)で10連敗を記録した。

 韓国は1日早朝(韓国時間)、ブルガリアのソフィアで行われたVNLの第3週第2戦で、ブラジルにセットスコア0-3(17-25、19-25、13-25)で負けた。これに先立つ6月29日の第3週第1戦ではタイ(世界ランキング14位)にセットスコア0-3(11-25、22-25、17-25)で負けている。VNLで第3週に入ったのに、まだ1勝もできていないのだ。

 韓国はVNL参加16カ国の中で唯一勝ち点がなく、最下位となっている。ほかのアジアの国の日本(8勝1敗)、中国(6勝4敗)、タイ(5勝5敗)と比べても恥ずかしい成績だ。これまで行った10試合のうち、8試合目のトルコ戦でたった1セット取ったのにとどまっている。ほかの9試合はすべてシャットアウト負けした。韓国はこの日の敗戦で同大会最下位が確定した。残りの2試合を全て勝っても15位のオランダ(勝ち点8)を上回れないためだ。

 しかも、韓国は同大会史上初の全敗はもちろん、たった1点も勝ち点を取れないまま「0勝」で大会を終える危機にも追い込まれている。残る試合の対戦相手は強敵イタリア(世界ランキング4位)と中国(同3位)だからだ。2018年のVNL開始以来、全敗と「0勝」で同大会を終えたチームはない。

パク・カンヒョン記者

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