IAEA「北朝鮮、豊渓里で7回目の核実験を準備」「活動の徴候を捕捉」

 国際原子力機関(IAEA)が5日、「北朝鮮は豊渓里の核実験場で7回目の核実験に向けた準備活動を続けている」と明らかにした。

 IAEAのグロッシ事務総長は5日(現地時間)に開催されたIAEAの理事会で「豊渓里核実験場は今も核実験を支援する準備ができており、3番坑道周辺では活動の徴候が引き続き捕捉されている」と発言した。

 グロッシ氏は「今年3月以降、寧辺では核施設の稼働が続いており、建設工事もかなり増加している徴候を確認した」とも指摘し、北朝鮮が国連安保理決議に明らかに違反しながら核開発を続けていることに遺憾を表明した。

 咸鏡北道の豊渓里核実験場は北朝鮮による7回目の核実験が行われる場所とされてきた。北朝鮮は2018年の非核化措置で豊渓里核実験場を閉鎖した。しかし専門家は「北朝鮮は核実験場の地下坑道入り口を爆破しただけで、内部は完全に残されている可能性が高い」として懸念を伝えている。

チェ・オンジョン記者

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