【ジャカルタ聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は14日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に出席するため訪問しているインドネシア・ジャカルタで中国外交担当トップの王毅共産党政治局員と会談する。
両氏の会談は昨年8月以来となる。
朴氏は会談で、中国のケイ海明・駐韓大使が韓国の外交政策を批判する発言をしたことを発端に両国関係がぎくしゃくしていることを受け、健全な両国関係の発展のため双方が努力するよう呼びかけるとみられる。
一方、韓国と米国、日本の外相による会談も開かれる可能性が高い。会談が実現すれば、北朝鮮が12日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを非難し、3カ国の連携強化を確認するとみられる。
この日に開催されるASEAN地域フォーラム(ARF)には北朝鮮から安光日(アン・グァンイル)駐インドネシア大使が出席する予定で、安氏の発言にも注目が集まる。