韓米制服組トップが電話協議 北の核脅威に「韓米日の協力」確認

【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長は12日、就任後初めて米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長と電話で協議し、北朝鮮による核脅威の抑止・対応のために韓米日3カ国の協力を促進しなければならないとの認識で一致した。韓国軍合同参謀本部が同日、伝えた。

 また、両氏は北朝鮮のミサイル警戒情報を韓米日3カ国がリアルタイムで共有するシステムの年内稼働を推進し、複数年にわたる韓米日3カ国の訓練計画を策定する方針を改めて確認した。

 金氏は、北朝鮮が軍事活動を2018年の南北軍事合意以前の水準に戻し、核・ミサイルの脅威を高度化する行為は、韓国はもちろんインド太平洋地域と世界平和に対する重大な挑戦だと述べた。

 近ごろのロシアと北朝鮮の連携強化の動きにも懸念を示し、これに対する国際社会の共同努力が必要だと強調した。 

 ブラウン氏は、あらゆるカテゴリーの軍事能力を活用して韓国に拡大抑止を提供するという米国の公約を再確認し、「行動する同盟」の実現へ努力すると応じた。

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