北朝鮮外相がロシアへ出発 武器取引・プーチン氏訪朝など議論か

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、崔善姫(チェ・ソンヒ)外相がロシア訪問のため14日に平壌国際空港を出発したと報じた。

 崔氏は昨年10月に訪朝したロシアのラブロフ外相に招かれて訪ロする。17日まで同国に滞在し、ラブロフ氏との外相会談で両国間の協力について話し合う見通しだ。

 この外相会談で、ウクライナ侵攻を続けるロシアと北朝鮮間の武器取引に関する議論があるか注目される。北朝鮮とロシアは武器取引を否定するが、米国など西側諸国は北朝鮮がロシアに武器を供与しているとの見方を示している。

 また、ロシアのプーチン大統領の訪朝計画が取り上げられるかも関心を集める。昨年9月にロシアで開かれたロ朝首脳会談で、プーチン氏は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)からの訪問招請を受諾していた。

 崔氏は2022年6月の外相昇格後、単独での外国訪問は今回が初めてとなる。

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