北朝鮮・平壌マラソン大会 5年連続中止に=9月以降開催の可能性も

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で今年4月に開催される予定だった平壌マラソン大会が中止になった。中国・北京にある北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアー」が23日、伝えた。

 同社は平壌マラソン大会の公式パートナーで、北朝鮮側から正式な連絡があったという。

 同社は「今年中にマラソン大会の日程が再設定される可能性もある」とし、「9月または10月という話が出たが、まだ決まってはいない」と説明した。

 4月開催が中止になった理由については、北朝鮮がほぼ全ての訪問客を受け入れていないことに加え、受け入れたとしても大会を準備するだけの時間がないためと説明した。

 同社は昨年から同マラソン大会の参加者を募集していた。北京や上海などから出発するツアーの料金は1人当たり3泊645ユーロ(約10万円)、6泊1695ユーロだった。

 同マラソン大会は金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日である4月15日の「太陽節」を記念して1981年から毎年4月に開催されたが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響を受け、2019年を最後に開かれていない。

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