2月の失業率3.2% 就業者増加数は2カ月連続30万人台=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日に発表した雇用動向によると、2月の失業率は3.2%で前年同月比0.1ポイント悪化した。若年層(15~29歳)の失業率は6.5%で、0.5ポイント改善。失業者数は91万5000人で、前年同月比2.8%増加した。

 2月の就業者数は2804万3000人で、前年同月から32万9000人増加した。就業者数の月間増加数は昨年11月の27万7000人から12月に28万5000人、今年1月には38万人に増えた。2月まで2カ月連続で30万人台を維持したが、増加幅は縮小した。

 年齢別では60代以上が29万7000人増え、就業者数の増加をけん引した。50代も8万4000人、30代は7万1000人それぞれ増加した。

 一方、若年層の就業者は前年同月比6万1000人減り、減少傾向が続いている。40代も6万2000人減少した。

 産業別では公共行政・国防および社会保障行政(9万8000人増)、情報通信業(8万人増)などで就業者が増加した。製造業も3万8000人増え、3カ月連続で増加した。

 2月の15歳以上の就業率は61.6%で、前年同月比0.5ポイント上昇。15~64歳の就業率は0.7ポイント上昇の68.7%で、いずれも2月としては統計を取り始めて以来最も高かった。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい