民主主義サミット出席の米国務長官 17日に韓国入り

【ソウル聯合ニュース】米国のブリンケン国務長官が韓国で開かれる「第3回民主主義サミット」(18~20日)のため17日に訪韓する。

 同氏はソウル南方の烏山基地(京畿道平沢市)から韓国入りする。18日に開かれるサミットの議題を調整する閣僚級会合に出席し、バイデン米大統領はサミットの首脳会合にオンラインで参加する予定だ。

 ブリンケン氏は訪韓中、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と個別に会談することが予想される。

 ブリンケン氏の訪韓は昨年11月以来、約4カ月ぶり。同氏と趙氏は先月ブラジルで開かれた主要20カ国・地域(G20)外相会合に合わせ開かれた韓米日外相会談に出席。その後、両氏は米国でも会談している。

 民主主義サミットは権威主義の拡大などに対抗し、民主主義陣営の結束を強化するため、2021年にバイデン大統領の主導で始まった。昨年3月の第2回会合は米国のほか、韓国、コスタリカ、オランダ、ザンビアの4カ国が共催国に加わった。今年は韓国が主催する。米国以外が単独で民主主義サミットを主催するのは初めて。

 各国首脳が参加する本会議は20日午後、オンライン形式で開かれる。18日には閣僚級会議や専門家ラウンドテーブル、19日には市民団体などが主導する討論会などが行われる。

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