韓米が協議体創設 北朝鮮の石油精製品密輸を阻止へ 

【ワシントン聯合ニュース】韓国と米国は26日に米ワシントンで、北朝鮮が核・ミサイル開発などに用いる資源と資金の調達をより効果的に阻止するためのタスクフォースを立ち上げ、第1回会合を開いた。韓国外交部によると、両国から外交、情報、制裁、海上阻止活動の関係官庁・機関の担当者約30人が出席し、国連安全保障理事会決議が定める上限を超えて北朝鮮に石油精製品が持ち込まれている状況と、これを阻止する方策を重点的に協議した。

 国連安保理の北朝鮮制裁決議は、北朝鮮に対する原油輸出を年間400万バレル、石油精製品輸出は年間50万バレルまでに制限している。だが安保理北朝鮮制裁委員会の下で制裁違反を調べる専門家パネルは21日公開した年次報告書で、昨年1~9月に北朝鮮に持ち込まれた石油精製品が150万バレル超に上ると推定した。北朝鮮がさまざまな手法と海上で積み荷を移し替える瀬取りのネットワークを駆使しながら制裁逃れを続けていることを指摘するものだ。

 韓国外交部によると、韓米はこの日の会合で、北朝鮮が密輸している石油精製品の多くが域内の企業または個人との違法な協力を通じて行われていると指摘。こうした違法な行為を根絶する取り組みの一環として、北朝鮮への石油精製品密輸に関わった個人と企業に対する独自制裁も積極的に検討していくことを申し合わせた。

 ロシアと北朝鮮が急接近する中、ロシアが北朝鮮に石油精製品を提供する可能性があるとされることにも懸念を示し、ロ朝間の違法な協力をやめさせる方策について話し合ったという。ロシアに対しては安保理決議の順守を強く求めた。

 韓米は年内の適切な時期にソウルで2回目の会合を開く計画だ。北朝鮮への石油精製品密輸阻止に向けた連携強化を図ると同時に、石炭の密輸出などによる北朝鮮の資金調達を効果的に阻止する方策も協議する。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい