クーパンは日本から商品を素早く、直接購入する「ロケット直購サービス」を今月から開始した。日本旅行で味わった日清、明治、ルタオ、AGFの商品や菓子などを直接販売するという。また専科、ビオレ、PINOT、TSUBAKIなど日本のビューティーケア商品や日用品も取り扱う。旅行先で買えなかった日本のビューティーケア商品を直接購入できるサービスだ。石田やジョセフジョセフなどのキッチン用品、ゼブラ・三菱・ぺんてるなどのファンシー文具、家電やデジタル製品も割安で購入できる。サービス開始と同時に日清のカップヌードルやオリヒロ蒟蒻(こんにゃく)ゼリー、「日本のククダス」と呼ばれる白い恋人などはたちまち売り切れた。ハローキティなどバンダイのサンリオキャラクターズ入浴剤なども即座に品薄だ。韓国統計庁によると、昨年日本のオンライン通販サイトからの直接購入は前年比で11.0%増えた。
日本のビールも輸入ビールで1位だ。一時不買運動で輸入が5分の1にまで減少したが、昨年は5年ぶりに1位に返り咲いた。韓国関税庁の貿易統計システムによると、昨年日本からのビール輸入額は5551万6000ドル(約84億1000万円)で前年比283.3%急増した。アサヒビールの生ジョッキ缶などが特に人気で、コンビニで日本のビール販売が好調なことも日本ビールの人気を後押しした。
韓国市場に新たに進出する日本ブランドも増えている。「日本のイケア」と呼ばれる家具・インテリア用品小売り大手のニトリは昨年11月にソウル市城北区のEマート下月谷洞店に韓国1号店をオープンし、それから3カ月後の先月にはホームプラス永登補店に2号店をオープンした。ニトリは今年中に韓国で10店舗にまで拡大する計画だ。
宋恵真(ソン・ヘジン)記者